第3章
初めてのスクラムは、大失敗に終わった。
半年がかりで周囲を説得して始めたスクラム。疲れ果てたメンバーは、誰も私を責めませんでした。
サイボウズ発!組織の常識を覆した反骨のスクラム実践記
サイボウズの16年間を描く
私はエンジニアとして新卒入社したはずでした。それなのに、会社から命じられたのは一か月に及ぶ飛び込み営業の研修です。
そこで、私は決めました。
自分なりにルールを変えて、
勝手にやろう、と。
「こんなにうまくいかないのは、何かが根本的におかしいんじゃないか?」
もし一度でもそう感じたことがあるなら、本書はあなたのための本です。
本の内容

第3章
半年がかりで周囲を説得して始めたスクラム。疲れ果てたメンバーは、誰も私を責めませんでした。
第5章
積み上がった千件の不具合。「全部直す」という思い込みを手放した先で、チームの景色が変わり始めます。
第7章
一つのチームから、三百人の組織へ。試行錯誤の先で、チームの垣根を越えた対話が生まれ、組織が動き始めます。
「野蛮」という言葉を辞書で引くと、「無教養で粗野なこと」と書かれています。この言葉には、粗野で理性に欠けるという否定的な響きがあるかもしれません。しかし、本書でいう「野蛮さ」とは、理性を捨てることを意味するものではありません。
理性では乗り越えられない状況でも、自分の中にある信念を拠り所に、一貫した姿勢で行動を貫く。その原動力となる心のあり方を、本書では「野蛮な心」と呼んでいます。
新しい制度や仕事の進め方を取り入れても、相変わらず目の前のことに追われている。良くするための仕組みがあるのに、働き方が変わった実感が持てない。
本や研修で学んだことを提案しても、「うちでは難しい」で話が止まる。周囲も良い仕事をしたいはずなのに、どうすれば一緒に動き出せるのかわからない。
自分の部署で工夫するだけでは、変えられないことがある。現場の声と、会社の制度や意思決定をつなげて、組織全体の働き方を良くしていきたい。
サイボウズの開発現場を舞台に、仲間との衝突や対話を通じて、人と組織が変わっていく16年間を描きます。自分の職場に重ねながら、働き方を問い直せる一冊です。
はじめにを読む第4章まで読んだところで、いったん感想を。ここまでは共感性羞恥の坩堝です。静かな開発フロアへの違和感、「チームで自由に決めてください」と言われてはしごを外された気持ち、「それはスクラムではありませんね」の衝撃、そして正しいスクラムを求めて正しさに溺れていく第4章。コミュニティに染まった人なら誰もが通った道で、経験のある人ほど古傷がうずくはずです。 外で学んだことを社内でやってみてうまくいかない、という構図は、いまのAI導入でもきっと同じことが起きています。失敗を避けるための本ではなく、失敗を重ねた結果として何が起きるのかを見せてくれる貴重なケーススタディ。ハンカチを用意して、第5章の光までたどり着いてください。
最近はAIに多くを書かせた文面を読むことが多く、やたら平均に寄っている話をよく見かけます。そんな中で本書は、天野さんしか書けないn=1のストーリーをしっかり語られていて、挫折から成功までの出来事や心情を赤裸々に書かれています。これはAIには書けない文章でとても面白かったです!
リアルに情景が浮かぶストーリーでした。黎明期からアジャイルに取り組んでる人は多かれ少なかれ似たような経験(失敗も含む)をしているはずで、自分のときのことを考えながら一気に読了しました。年末の表彰シーンの描写が泣けました。1チームで成功させるのも難しいですが、それを組織全体にスケールさせることはさらに難しく、我慢強く試行錯誤を繰り返して現在に至っているのが本当に素晴らしいと思いました。組織を少しでもよくしたいと思っている人に特にお勧めです。
初回の打ち合わせで、天野さんからこぼれた「実は野蛮なんです」という一言。それを聞いたとき、「面白い本ができそう!」と思いました。
そして実際、数あるアジャイルの教科書の中でも異質な魅力を放つ、ほんとうに面白い本ができあがりました。
この本を一番楽しめる読み方は、「あなたが頭から読む」ことです。AIに要約させても、たぶんあんまり面白くありません。この本から得られる「野蛮さ」を生かせるのは、AIエージェントではなく、あなたです。
とにかく読んでみてほしい! 読めばわかります!
「人が成長するって、こういうことだよね」
読み終わったあとに、そう呟きたくなる本です。悩みながら、壁にぶつかりながら、それでも自分を突き動かす衝動を頼りに必死で藻掻く。
先が見えず不安で苦しい。何度も挫けそうになる。
……そんな渦中にある、すべての人に読んでほしい。きっとヒントがみつかるはず。スカッとする成功譚ではありません。でも、共感できる事例がたくさんちりばめられています。読む人の文脈によっていろんな学びが得られる、そんな確信があります。
フリーランス編集者として、技術書の企画、編集から、Webメディアの支援、技術広報まで幅広く手がける。本書では編集協力として企画、制作に携わり、インタビューと対談を執筆。活動詳細

野蛮なアジャイル
[サイボウズ発!]組織の常識を覆した反骨のスクラム実践記
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発売日当日に、著者がサイボウズでのスクラム導入から組織全体へ広げるまでの試行錯誤を語ります。周囲の理解が得られない、一つのチームの成功を組織に広げたい、という方へ。
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『野蛮なアジャイル』を含む4冊の著者が、AI・ゲーム開発・生産性向上ツール・アジャイル開発を切り口に本の魅力を紹介します。アフタートークと質疑応答も予定しています。
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一足先に読んだ先行レビュアーと著者・編集者が、読了直後の感想と読みどころを語り合います。購入を迷っている方、どんな本か気になっている方へ。
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